温泉療法の効果 院長が語る 温泉療法の流れ 温泉療法Q&A

温泉療法に必要な日数は?

温泉療養プログラムの作成に2日ほど要します。病状や療養目的で異なりますが、移動の疲れや病状把握を考慮すると、14日前後が適当と思われます。温泉療養プログラムを繰り返し利用される方は、短い日数でも有効です。

温泉療法には入院が必要ですか。

温泉療法は入院を前提としていますが、安定した病状の方は外来でも温泉療養プログラムの作成・運用は可能です。伊藤医院の近くには宿泊施設もありますので、旅館組合などに相談してください。
ただし、病状が不安定な方や、栄養管理を必要とする糖尿病・心臓病・腎臓病などの方は、入院が適当です。不適切な温泉療養で病状が悪化することもあり、注意が必要です。

温泉療法が不適切な事がありますか。

一般的に、不安定な病状の方や進行した病状の方は温泉療法(入浴・飲泉)が不適切な事がありますので、一度診察をおすすめします。

炭酸泉の効果は?

炭酸を含む温泉に入浴すると、皮ふから炭酸が吸収され、血管を拡張し、血流を促進し、さまざまな医学的効果を発揮します。ちなみに、炭酸濃度が500mg/kg以上で血流促進作用を示し、気泡の付着は効果に関係ありません。血流促進作用は炭酸の濃度とお湯の温度に関係します。つまり、実際の入浴効果は浴槽内のお湯の温度と炭酸濃度で決まります。

療養泉とはどんな温泉ですか。

炭酸泉の場合、療養泉は源泉で炭酸濃度1000mg/kg以上を含むものと定義されています。しかし、療養泉とされている炭酸泉でも温泉療養に不向きな事があります。源泉温度が余りにも低温・高温だと、入浴可能な温度に温めたり、冷ましたりする間に、炭酸が蒸発し濃度が低下します。湧出量が少ないと、浴槽を満たしている間に、炭酸が蒸発し濃度が低下します。
お湯に含まれた炭酸は、時間とともに蒸発し、濃度は低下します。
炭酸を含む温泉が実際に効果を発揮するには、高濃度の炭酸を含む温泉が入浴可能な温度で、豊富に湧出している事が大切です。

炭酸以外に長湯温泉の特徴は?

長湯温泉には炭酸以外にも多くの成分を含んでいます。炭酸水素塩泉は皮ふの角質を軟化させ、毛穴の皮脂を落とします。メタケイ酸も皮ふの新陳代謝を促進し、保湿作用もあり、美肌効果があります。飲用すると、マグネシウムは胃腸や胆のうの働きを活発にし、神経を鎮め、心臓の機能を改善する作用をもっています。

リハビリは必ず療養プログラムに取り入れられるのですか。

必ずではありません。診察結果、病状や症状によって取り入れられない場合もございます。

リハビリとはどのように行うのですか。

専用施設でトレッドミル・自転車こぎなどの有酸素運動、パワーリハビリ器具(ジムなどにあるトレーニング器具)を使った筋力トレーニングを行います。有酸素運動と筋力トレーニングの組み合わせが大切です。。また、天気の良い日は院外のお散歩もお勧めです。

どんなメニューの食事が出ますか。

メニューについても摂取できる塩分量や、食材などが診察結果によって異なりますので、一概にはお答えできかねますが、基本方針は“旬な地の食材を活かした体に良い食事”を心がけております。

食べ物、飲み物の持ち込みは出来ますか。

療養効果を高めるために管理栄養士が用意する食事や飲み物の摂取だけの療養生活をお勧めしています。

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